クンダリーニヨガについて

チャクラ(エネルギー・センター)

チャクラ(エネルギー・センター)とは

チャクラ(エネルギー・センター)

クンダリーニ・ヨガは、「チャクラ」と呼ばれるエネルギー・センターを活性化し、変容させるための技術です。
私たちの体は、エネルギー場でできています。体の特定の場所にはエネルギーが渦を巻いて集中しており、このエネルギーが集中する場所をチャクラと呼んでいます。サンスクリット語で「円」という意味の言葉です。

どのチャクラにも重要な働きがあり、どれ一つとして欠かすことはできません。下の方のチャクラ(下方のチャクラ群)よりも上の方のチャクラ(上方のチャクラ群)が重要、ということもありません。

クンダリーニ・ヨガでは、各種のエクササイズや瞑想を通じて、これらすべてのチャクラを安全に活性化・安定化させていきます。

ここでは、それぞれのチャクラの位置と機能について、簡単に説明します。

各チャクラの位置と機能

第1チャクラ:根のチャクラ

第1チャクラ:根のチャクラ
位置 直腸と背骨の下、72,000本あるナーディの結合点。
機能 排泄機能や生命力と関連する。
安定・活性時 強さと自信が備わる。
不安定・不活性時 恐怖心や危機感に苛まれる。

第2チャクラ:生殖器官のチャクラ

第2チャクラ:生殖器官のチャクラ
位置 下から3、4番目の背骨と生殖器官の辺り。
機能 安定・活性時 想像力・創造力が豊か、元気、バランスのとれた性生活。
不安定・不活性時 空想に溺れる、性への強迫観念が現れる。

第3チャクラ:へそのチャクラ

第3チャクラ:へそのチャクラ
位置 すべてのナーディが集中するへそに位置する。
機能 「消火の火」をコントロールし、主体性・意志決定を司る。
安定・活性時 不屈の勇気、独創性が備わる。
不安定・不活性時 貪欲、度を超した熱心さ、病気にかかりやすくなる。

第4チャクラ:胸のチャクラ

第4チャクラ:胸のチャクラ
位置 胸の中央。「ハート・センター」とも呼ばれる。
機能 心臓ではなく胸腺に関連。上下のチャクラのバランスを取る。
安定・活性時 真実の愛、無私の行為、優しさ、思いやり。第2チャクラから生じる感情や情熱を献身や思いやりへと昇華できる。
不安定・不活性時 第2チャクラから生じた直情的な行動を思いやりと優しさに基づく行動と取り違えるようになる。

第5チャクラ:喉のチャクラ

第5チャクラ:喉のチャクラ
位置 喉。
機能 甲状腺に関連し、言葉の力と影響力を司る。
安定・活性時 鋭い感覚を持ち、相手の心に響く真実の言葉を発する。
不安定・不活性時 独善的、素っ気ないコミュニケーション。

第6チャクラ:眉間のチャクラ

第6チャクラ:眉間のチャクラ
位置 額の中央、眉より少し上。
機能 下垂体に関連。「第3の目」とも呼ばれ、直感を司り、無限の叡智の源に直接つながります。見えないものを見、知られざるものを知る。下垂体の分泌が盛んになり、より直感的になる。

第7チャクラ:頭頂のチャクラ

第7チャクラ:頭頂のチャクラ
位置 頭蓋骨の頂。
機能 松果体と関連。「クラウン・センター」とも呼ばれる。クンダリーニ・エネルギーが第7チャクラまで昇ると、宇宙と一体になるという至福の領域を経験する。悟りを開いた魂が体から離れるとき、ここを通ると言われる。

第8チャクラ:オーラ

第8チャクラ:オーラ
位置 全身を包むエネルギー場。
機能 オーラは、他のチャクラを包む保護膜のようなもので、その人の健康状態や考え、感情などにより、色や形、大きさや輝きが変化する。全身を包み、あらゆる方向に1.5~2メートルほど広がっている。ヨガや瞑想などで体・心・魂のバランスをとると、より明るく大きなオーラになる。